上昇気流❗泉武館剣道場
昨夜は息子と相馬市にある泉武館剣道場に行ってきました。今この道場は日の出の勢い。小さい子どもが増えている。館長は子どもたちを誉めるのが上手、指示の仕方も明解、技術指導よりも、子どもの心を育てることを重視している。剣道に対する考え方も私と近いし、同じ先生に師事しているかけがえがない仲間の一人だ。息子は館長の話をちゃんと聞いて頑張って稽古していた。福島県相馬市で今子どもに剣道を習わせるならズバリここ泉武館剣道場。南相馬市なら当原町剣道スポーツ少年団だろう。
昨夜は息子と相馬市にある泉武館剣道場に行ってきました。今この道場は日の出の勢い。小さい子どもが増えている。館長は子どもたちを誉めるのが上手、指示の仕方も明解、技術指導よりも、子どもの心を育てることを重視している。剣道に対する考え方も私と近いし、同じ先生に師事しているかけがえがない仲間の一人だ。息子は館長の話をちゃんと聞いて頑張って稽古していた。福島県相馬市で今子どもに剣道を習わせるならズバリここ泉武館剣道場。南相馬市なら当原町剣道スポーツ少年団だろう。
今日ようやく少年団のホームページを公開することができました。ここに至るまで、いろいろな方との御縁、人と人との繋がり、多くの方の御協力・御尽力、本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。この場をお借りしまして、皆様に御礼を述べたいと思います。ありがとうございました。
「剣は心なり、心正しからざれば、剣また正しからず、剣を学ばんとする者はまず心を学ぶべし」。当少年団の設立者である先師から、よく聞かされたこの言葉の意味が、その重さが三十年以上の時を経て、ようやくわかるようになってきました。若いころのように、スピードやパワーに頼ることができなくなると、残るは「気力」、「心」だけということになります。しかし、「心」は、どこにもないが、どこにもあるという厄介な代物。先師はよく「あの宮本武蔵でさえも、剣の道を極め尽くすことなく、世を去った。」とも言っておられたが、剣道という道は、はるかに遠く果てしない道。だからこそ、剣道の魅力に取りつかれた人にとっては、求めてやまない道なのだと思います。
昭和43年6月に設立された原町剣道スポーツ少年団は、今年令和元年6月をもちまして、50周年を迎えました。10周年、20周年、30周年、40周年と、10年ごとに、記念大会を開催してきましたが、少子化と東日本大震災の影響もあり、50周年では、記念大会を行わず、かわりにホームページを開設することにしました。戦後の剣道はスポーツ競技として、試合を中心に発展してきました。このことは剣道人口の増加と、競技力向上には大いに効果があったと思います。しかし、勝利至上主義の弊害は、剣道そのもの質の低下を招いてしまい、剣道本来の楽しさや面白さが伝わらず、逆に剣道離れが生じてしまったことも否定できません。剣道はもともと殺し合いから生まれた武術で、修行によって得られる精神面における効果が期待できることから、武士の教育に取り入れられ、明治以降は学校教育にも導入され、戦後の混乱期を経て、現在に至っています。剣道はとても楽しいものです。江戸時代末期、千葉周作の道場には弟子が三千人もいて、夜はかがり火を焚いて稽古したと伝わっています。
当原町剣道スポーツ少年団は、剣道の原点に立ち返り、稽古を主体として活動しています。剣道が盛んな地域の道場には到底及びませんが、東北地方の片田舎であっても、本物の剣道が学べる道場を目指しています。小さなお子さんがおられましたら、ぜひ一度ご一緒に見にいらしてください。皆様との出会いが、剣道との出会いが、さらによい出会いに繋がっていくことと思っております。令和元年6月5日