打たれて反省、打たれて感謝
稽古で相手に打たれるということは本当にありがたいことです。剣道の稽古はお天気のようにその日によってコロコロ変わります。打てるときもあれば、打たれるときもあります。でも、打たれるのには何か原因があり、相手が打つことによってそれを気づかせてくれます。先日も稽古でたくさん面や小手を頂戴しました。何かがいつもの自分と違っていたのです。私は「心」が変わっていることに気がつきました。おかげでその日それからの稽古は、まるで手かせ足かせが外れたように自由に伸び伸びと行うことができました。